危険物乙４　危険物の性質及び火災予防・消火の方法　模擬試験２

2014年7月18日

危険物乙４の第三科目、性質・火災予防・消火です。問題数も少なく物理学などもないため比較的簡単な科目だと思います。

１０問中６門正解できないと不合格です。

ランダム配置のため何度でも楽しめます

危険物乙４　危険物の性質及び火災予防・消火の方法

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お疲れ様でした！危険物乙４　危険物の性質及び火災予防・消火の方法のクイズ終了しました。解答スコアは %%SCORE%% / %%TOTAL%%　問正解です。 %%RATING%%

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問題1

次の危険物のうち、水に溶けるもので、引火点が最も低いものはどれか。

A	アセトン
B	クロロベンゼン
C	ガソリン
D	アセトアルデヒド
E	トルエン

問題1の説明、追加情報、トリビア等:

アセトン水溶性マイナス20°C アセ卜アルデヒド水溶性マイナス39°C クロロベンゼン非水溶性 28° ガソリン非水溶性マイナス40°C以下ベンゼン非水溶性マイナス10° 卜ルエン非水溶性 5°C

問題2

次の危険物のうち、比重が1以上であるものの組合せとして正しいものはどれか。

A	灯油、重油、クレオソート油
B	ベンゼン、ニトログリセリン、アセトン
C	二硫化炭素、酢酸、ニトロベンゼン
D	灯油、アセトン、クロロベンゼン
E	ジエチルエーテル、アセトン、酢酸

問題2の説明、追加情報、トリビア等:

比重が１より大きい物は、二硫化炭素、クロロベンゼン、酢酸、アクリル酸、クレオソート油、アニリン、ニトロベンゼン、エチレングリコ一ル、グリセリン等である。なお、プロピオン酸の比重は1.00である。

問題3

ガソリンの性状について、次のうち正しいものはどれか。

A	比重は1より大で、水より重い。
B	蒸気比重は1より小で、空気より軽い。
C	引火点が高いので、火災の危険性が高い。
D	静電気は発生しにくく、蓄積されにくい。
E	蒸発性の高い液体で、特有の臭気がある。

問題3の説明、追加情報、トリビア等:

(A) X比重は0.65〜0.75なので、水に浮く。 (B) x蒸気比重は3〜4なので、空気より重いため低所で滞留しやすい。 (C) x引火点が一40°C以下のため、低く火災の危険性がかなり高い。 (D) x電気の不良導体なので、パイプ内を流動させるときなどに静電気を発生しやすく、蓄積されやすい。 (E) 〇沸点範囲が40〜220°Cの液体で、揮発（蒸発）しやすく特有の臭気がある。

問題4

メタノールとエタノールに共通する性状について、次のうち間違っているものはどれか。

A	沸点は水より低い
B	毒性と麻酔性が強い
C	燃焼しても煙がほとんど出ない
D	引火点は常温（20°C)よりも低い
E	水または多くの有機溶剤とよく混合する。

問題4の説明、追加情報、トリビア等:

メタノールとエタノールの共通点。 ①沸点は水より低い ②揮発性がある ③燃えても煙はほとんど出ない ④引火点は常温（20°C)以下 ⑤水や多くの有機溶剤に溶ける

問題5

次のよう素価に関する説明のうち、間違っているものはどれか。

A	よう素価120とは、油100gが120gのよう素を吸収することをいう。
B	よう素価が高いという意味は、空気中の酸素と結合しやすいことを表している。
C	動植物油類は、乾きやすいものほどよう素価が低い。
D	よう素価とは、油が吸収するよう素の割合をいう。
E	よう素価100以下の油を、不乾性油という

問題5の説明、追加情報、トリビア等:

答え３：動植物油類が空気中の酸素と結合すると固化が始まり、見かけ上は乾燥したように見える。つまり、乾きやすいものほど、よう素価が高いと言える

問題6

第四類の危険物の性状について、次のうち間違っているものはどれか。

A	一般に、火災に際して注水すると危険物は水に浮いて火面が広がるので、水による消火は困難である。
B	引火点が低いものほど、可燃性の蒸気を発生しやすいので、引火の危険性が高い。
C	可燃性の蒸気は、空気との混合による一定の濃度範囲にあるときに点火すると、燃焼または爆発を起こす。
D	水に溶けないものが多く、流動性があり火面が広がりやすいので、危険性が大きい。
E	蒸気は空気より軽く、浮遊しながら流れていくので、広範囲に拡大しやすく危険である。

問題6の説明、追加情報、トリビア等:

蒸気比重は、すべて1よりも大きく、空気よりも重い。可燃性蒸気が低所で滞留しやすく、ゆっくりと拡散していく。

問題7

次の第四類危険物のうち、第二石油類に該当するものはどれか。

A	メチルエチルケトン
B	キシレン
C	アセトアルデヒド
D	エチレングリコール
E	クレオソート油

問題7の説明、追加情報、トリビア等:

メチルエチルケトン：第一石油類、キシレン：第二石油類、アセトアルデヒド：特殊引火物、エチレングリコール：第三石油類、クレオソート油：第三石油類

問題8

軽油の性状について、次のうち間違っているものはどれか。

A	蒸気比重は、4.5で空気より重い。
B	比重は、0.83〜0.88で水より軽い。
C	原油を蒸留するとき、灯油と重油の中間でできるものである。
D	無色透明な液体である。
E	液温が引火点以上になると、ガソリン同様に引火しやすい。

問題8の説明、追加情報、トリビア等:

〇蒸気比重は、灯油と同じで4.5なので、空気の4.5倍である。〇第四類の第二石油類の危険物で、比重は0.85程度なので、水よりも軽く水に不溶である（非水溶性液体)。〇原油を蒸留（精製）するときに、石油製品として沸点の低い順から石油ガス、ナフサ（粗製ガソリン)、灯油、軽油の順で留出し、重油は常圧蒸留残油として得られる。 x軽油は淡黄色または淡褐色の液体である。〇引火点は45度以上であり、ガソリンと同様、引火しやすい可燃性液体である。

問題9

第四類の危険物に対する消火の方法について、次のうち間違っているものはどれか。

A	耐アルコール泡消火剤は、水溶性危険物の消火に適している。
B	粉末消火剤によって、抑制作用による消火ができる。
C	水による冷却作用によって消火する方法が最適である。
D	泡消火剤によって、窒息作用による消火ができる。
E	二酸化炭素によって、窒息作用による消火ができる。

問題9の説明、追加情報、トリビア等:

第４類危険物は一般的に水より軽いため、消火には冷却作用ではなく、酸素を遮蔽する窒息作用か抑制作用の消化が適切

問題10

次の危険物のうち、水溶性液体のみの組合せとして正しい選択肢はどれか

A	重油、クロロベンゼン、アニリン
B	ヘキサン、ガソリン、二硫化炭素
C	アセトン、ニトロベンゼン、キシレン
D	トルエン、ベンゼン、クレオソート油
E	グリセリン、酢酸、エチレングリコール

問題10の説明、追加情報、トリビア等:

【水溶性液体】：アセトン（第一石油類)、グリセリン（第三石油類)、エチレングリコール（第三石油類)、酢酸（第二石油類）【非水溶性液体】：重油（第三石油類)、クロロベンゼン（第二石油類)、トルエン（第一石油類)、ヘキサン（第一石油類のガソリンの一成分)、ガソリン（第一石油類)、二硫化炭素（特殊引火物)、ニトロベンゼン（第三石油類)、キシレン（第二石油類)、アニリン（第三石油類)、ベンゼン（第一石油類)、クレオソート油（第三石油類）

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問題は全部で 10 問。全て答えられるように頑張りましょう！

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