丙種危険物取扱者 危険物の性質や火災予防および消火の方法 模擬試験 2
問題1
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軽油を取り扱う上での注意点として、次の選択肢の中から間違っているものを選び答えよ。
直射日光を避け、冷所に貯蔵する。
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換気•通風をよくする。
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容器は密栓しない。
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火気を近づけない。
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液や蒸気が漏れないように、容器は必ず密栓する。
問題2
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ガソリンの性状として、次の選択肢の中から間違っているものを選び答えよ。
蒸気比重は0.65〜0.75であり、空気より軽い。
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電気の不良導体であり、静電気が発生しやすい。
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揮発しやすく常温(20°C)で引火する。
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燃焼範囲の下限値が低いため、、わずかに空気と混合しても引火する危険性がある。
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蒸気比重(空気を1として)は3〜4で、空気より重い。比重(水を1として)が0.65〜0.75で水よりも軽い
問題3
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第四類危険物の危険性について、次の選択肢の中から間違っているものを選び答えよ。
静電気が発生•蓄積しやすく危険。
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発生する蒸気は空気より重く、低所に滞留するため危険。
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火花、火気等によって引火するため危険。
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水と接触して発火もしくは可燃性ガスを発生させるため危険。
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第三類禁水性物質の危険性についての説明
問題4
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油類の性状に関する次の説明の中から、間違っているものは次の選択肢の中からどれ か。
動植物油類は自然発火するものがある。
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灯油は加熱するとガソリン同様に引火しやすくなる。
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潤滑油は一般的にドロドロした液体で水に溶ける。
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第四石油類はほとんど蒸発しない。
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潤滑油は一般的にドロドロした液体であるが、水には溶けない。
問題5
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軽油の性状に関する説明として、次の選択肢の中から正しいものを選び答えよ。
蒸気は空気より重い。
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引火点はガソリンよりやや低い。
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静電気は発生•蓄積しにくい。
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水より重く水には溶けない。
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引火点は45°C以上で、ガソリンの引火点の-40°C以下よりかなり高い。
問題6
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ガソリン、灯油などの火災の消火方法として、最も適切なのは次のうちどれか。
酸素の供給を断つ
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大量の水で冷却する。
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燃やしつくす。
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可燃物を取り除く。
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酸素の供給を断つ窒息消火が最も適切である。
問題7
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灯油の性状に関する次の説明の中から、正しいものを選び答えよ。
液温が引火点以上でも、霧状になった場合引火しにくい。
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加熱して液温を上げても、危険性は変わらない。
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引火点はガソリンとほぼ同じ。
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気温が氷点下であっても、液温が高ければ引火の危険性がある。
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液温が引火点以上になれば、外気温にかかわらず引火する
問題8
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ガソリンの性状に関する次の説明の中から、間違っているものを選び答えよ。
蒸気は空気より重い。
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燃焼の範囲は、1.4〜7.6vol%
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揮発性の強い液体で、特有の臭気がある。
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引火点は50度以上
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引火点は-40°C以下であり、極めて引火しやすい。
問題9
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第四類危険物の一般的な性状として、次の選択肢の中から正しいものを選び答えよ。
一般的に常温で気体。
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一般的に静電気が発生しやすい。
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一般的に水より重い。
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一般的に蒸気は空気より軽い。
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第4類危険物は静電気が発生•蓄積しやすい。
問題10
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ガソリンの入ったドラム缶が空になっても危険な理由として、最も適切なものを選び答えよ。
空気中の酸素によってガソリン蒸気が酸化され、自然発火しやすくなる。
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静電気が発生しやすくなる。
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気温が上昇すると残存したガソリン蒸気が膨張し、ドラム缶が破裂する。
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ドラム缶内に燃焼範囲内の濃度のガソリン蒸気が残存し、引火や爆発する危険性がある。
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ガソリン蒸気が充満している容器に間違って灯油を入れてしまうと、ガソリン蒸気が灯油に溶けて蒸気濃度が燃焼範囲内に下がるため、注入時の静電気火花によって引火や爆発する危険性が生じる