危険物乙4 過去問 物理学・科学 1(解説付き)
問題1
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固体が液体に変化することを融解と呼ぶ
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気体が液体に変化することを凝縮と呼ぶ
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気体が固体に変化することを凝固と呼ぶ
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固体が気体に変化することを昇華と呼ぶ
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液体が固体に変化することを凝固と呼ぶ
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気体が固体に変わることを昇華と呼ぶ
固体と気体の間では、どちらに変化しても凝固
よって答えはC
問題2
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静電気の発生・蓄積を防止するためには、湿度を下げた方がよい
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静電気は固体ばかりではなく、液体の流れによって起こる場合もある
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静電気による火災では、水系の消火器を使用してはならない
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可燃性蒸気は、物質に蓄積された静電気の電気分解作用に引火す る。
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摩擦で発生した静電気が、その物質を発熱させて蒸気を発生しやすくする。
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(A) x 乾燥すると静電気が発生 ・帯電しやすい為、湿度を上げる必要が
あります。
(B) 0 液体の流れでも液体が接触し、離れるため静電気が発
生します。
(C) x 静電気は火災の発生原因にすぎないため、 消火方法は燃焼物の性状
により選択する必要があります 。
(D) x電気分解作用ではなく、 放電する際の火花によって発火します。
(E) × 摩擦で発生した静電気が、必ずしも物質をあたため、蒸気を発生 し
やすくするわけではない 。
問題3
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重油は炭化水素の混合物だ 。 。
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メタノールはヒドロキシル基を有する化合物だ
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食塩水は水と食塩の混合物だ 。
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水は酸素と水素の化合物だ
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ガソリンは炭化水素の化合物だ 。
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(A) 0 重油は 多数の液状炭化水素が 混じり合っている物質です 。したが
って、混合物です。
(B) 0 ヒド口キシル基を有する物質が、アルコール類です 。よって、
化合物です 。
(C) 0 食塩水とは、食塩が水に溶けている状態のを指します。したがって、混合物
です。
(D) 0 酸素と水素が反応して水ができます 。したがって、化合物になります。
(E) x ガソリンも重油と同じく、多数の液状炭化水素が混じり合っている
物質です 。したがって、混合物になります。
問題4
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鉄が赤くさびて、ぼろぼろに変化した 。
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一酸化炭素が燃焼し、二酸化炭素になった 。
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赤い銅を熱し、酸化銅になった 。
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酸化銅を水素が入った容器内に入れたところ、鋼になった
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濃硫酸を水で薄めると希硫酸になった
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(A) x 熱も光も出ないが、ゆるやかな酸化反応です 。
(B) x 一酸化炭素が酸素と結合して、 二酸化炭素となったため酸
化反応です 。
(C) x 銅が酸素と化合したので、酸化反応です。
(D) 0 酸化銅から酸素が奪われたから還元反応である 。
(E) x 希釈である 。
問題5
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体膨張率が大きい
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酸化されやすい
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熱伝導率が小さい
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燃焼範囲が広い
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空気との接触面積が大きい
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(A) x 体膨張率は、温度上昇によって生じる物質の体積変化。
燃焼のしやすさとは関係ない。
(B) 0 燃焼は酸化反応の一種であるから、 酸化されやすいものは燃えやすい 。
(C) 0 熱を伝えにくいものは、加えられた 熱がI箇
所に たまって燃えやすい 。
(D) 0 可燃性ガスは、その濃度が濃すぎても薄すぎても燃焼しないから、
その範囲が広いものは燃えやすい。
(E) 0 空気との接触面積が大きく なると、 酸素の供給が多く なって燃えや
すくなる。