第一種衛生管理者 過去問 労働衛生(有害業務に係わらるもの)5問
問題1
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有機溶剤の一般的な成長等について、正しいものはどれか
再生不良性貧血など造血器障害を起こす有機溶剤として、二硫化炭素がある
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多発性神経炎を起こす有機溶剤として、ノルマルヘキサンが存在する
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有機溶剤には、揮発性と引火性があり、ハロゲん化炭化水素は特に燃えやすい
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有機溶剤は脂溶性で、皮膚や粘膜から吸収されやすいが、アセトンなど水溶性と脂溶性を併せ持つものは吸収されにくい
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有機溶剤の蒸気は空気よりも軽い
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問題2
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有害光線などによる障害に関する記述で、間違っているものはどれか
赤外線は、可視光線より波長の長い電磁波で白内障を起こす可能性がある
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マイクロ波は、紫外線より波長の短い電磁波で、網膜剥離を起こす可能性がある
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紫外線は、可視光線より波長の短い電磁波で、 、電光性眼炎を起こす可能性がある
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ガンマ線は、コバルト60 、イリジウム192などの放射性同位元素から放射される電磁波で、電離作用があり、白内障を起こす危険性がある
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レーザー光線は、誘導放出による怒りの増幅により人工的に作られた電磁波で、網膜の損傷を起こす危険性がある
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問題3
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有害物質による中毒として、間違っているものはどれか
ヒ素中毒では、角化症、黒皮症、鼻中隔穿孔などの症状や障害が見られる
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カドミウム中毒では、上気道炎、肺炎、肺気腫などの症状障害が見られる
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マンガン中毒は、甲状腺障害、門歯、犬歯の黄色環などの症状や障害が見られる
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鉛中毒は貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛などの症状や障害がある
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金属水銀中毒では、手指の震え、感情不安定などの症状や障害が見られる
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問題4
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作業環境における有害因子による健康障害に関する記述で、正しいものはどれか
潜水業務における減圧症は、浮上による減圧に伴い、血液や組織中に溶け込んでいた窒素の気泡化が関与して発生し、皮膚のかゆみや関節痛などの症状がみられる
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レイノー現象は、振動障害に特有の末梢神経障害で夏場に発生しやすい
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凍瘡は、 0度以下の寒冷にばくろすることにより発生し、皮膚組織の凍結壊死を伴う凍傷の症状がある
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低体温症は、全身が冷やされ体内温度が25度以下にまで低下したときに発生し、意識消失、筋の硬直などの症状が発生する
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金属熱は、金属の溶解作業において、高温環境により体温調節中枢が麻痺することにより発生する長期間にわたる発熱、関節痛などの症状がみられる
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問題5
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空気中の汚染物質の分類とその性状に関する記述で間違っているものはどれか
常温常圧で液体または固体である物質が、蒸気圧に応じて揮発もしくは、昇華して液体となっているものを蒸気と呼ぶ
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空気中の汚染物質は、期待物質と粒子状物質に分類される
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固体に研磨、切削、粉砕などの機械的な作業を加えて発生した固体微粒子で、空気中に浮遊しているものを粉じんと呼ぶ
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期待が、空気中で凝固、化学変化を起こし、固体の微粒子となり、空気中に浮遊しているものをヒュームと呼ぶ
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ヒュームより微細な固体の粒子で空気中に浮遊しているものをミストと呼ぶ
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