FP3級 ライフプランニングと資金計画 ○×問題 解答と解説
問1:ファイナンシャルプランナーは、個人情報の保護に関する法律に定められている。
個人情報取扱事業者に該当しない場合であっても、職業倫理上、
顧客情報に関する守秘義務を尊守する必要がある
答え: ○
解説:ファイナンシャルプランナーを仕事とする人は、たとえ個人情報取扱事業者に該当しない場合であっても、
顧客の個人情報に関する守秘義務を尊守する義務があります。
個人情報取扱事業者とは、顧客情報、取引先情報、従業員情報等で、
5,000人を超える個人情報を有し、事業を営む上で利用している事業者のことです
問2:金融商品取引法では、投資助言や代理業を行うためには、内閣総理大臣の
登録を受けなければならない。
答え: ○
解説:金融商品取引法では、投資助言や代理業を行うためには、内閣総理大臣の
登録を受けなければならないと規定されています。
なお、投資を判断する上で判断材料となる、その企業の業績や過去の高値・安値など
基礎的な資料の紹介においては、投資判断の助言には該当しません
問3:金融商品の販売等に関する法律によると、顧客に対して金融商品を販売する際
元本保証商品であるか否かを説明すれば、原本欠損が損ずる恐れがあることを説明する義務は無い。
答え: ×
解説:金融商品販売法では、金融商品の重要事項について説明する義務があります。
この問題にて提示されている、元本欠損が生ずるおそれがあることは重要事項に該当します。
問4:弁護士資格を有しないファイナンシャルプランナーのアルファさんは
顧客から法律の相談を受けた際は、一般的な説明を行うに止め、
具体的な法律事務や権利関係の処理については弁護士に委ねている。
答え: 0
解説:弁護士資格を有していないファイナンシャルプランナーか
具体的な法律事務や権利関係の処理を行なってしまうと弁護士法に抵触します。
一般的な法律相談であれば行うことも可能です。
問5:個人のライフプランニングにおけるバランスシートは、
顧客やその家族の結婚や進学などのライフイベントに関するプランを、 1つの表にまとめたもの
答え: ×
解説:バランスシートとは、別名賃借対照表とも呼びます。
これは個人資産と負債のバランスを見るためのものです。
問題のような結婚や進学などのライフイベントに関するプランをまとめたものは
ライフイベント表と呼びます