危険物乙4 過去問 物理学・科学 １

危険物乙4 過去問　物理学・科学　１

2013年10月19日

危険物乙4 物理学・科学の問題　１

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問題1

水素の性質について、次のうち間違っているものはどれか

A	純粋なものは、赤色の液体である。
B	燃焼範囲は非常に広い。
C	物質の中で最も軽く、非常に拡散しやすい、可燃性の機体である。
D	水に溶けにくい
E	見えにくい炎を上げて燃え、水を生成する。

問題1の説明、追加情報、トリビア等:

純粋な水素は、青白色の液体ではなく、無色無臭の気体

問題2

静電気について、次のうち間違っているものはどれか

A	静電気は正負の2種類の電荷を持ち、異種の電荷間では吸引力同種の電荷間では、反発力が発生する
B	2つの物体が、接触分離するときに、静電気が発生する。
C	静電気は金属に帯電した場合のみ、放電火花が発生する。
D	静電気は、クーロン力と言う単位で表される
E	静電気が帯電するのを防止する方法に、接地する方法がある。

問題2の説明、追加情報、トリビア等:

放電火花が発生するのは、絶縁体に発生しやすいです

問題3

消火について、次のうち間違っているものはどれか

A	消火を行うには燃焼の三要素のうち、一要素を取り除く必要がある。
B	ハロゲン化物消化剤は、負蝕媒作用による燃焼を抑止する効果がある
C	除去消火とは、酸素と点火源を同時に取り去って消火する方法のことです。
D	一般に、空気中の酸素が一定濃度以下になれば、燃焼は終わる。
E	泡消化剤にはいろんな種類があるが、そのいずれも窒息効果がある。

問題3の説明、追加情報、トリビア等:

除去消火とは、可燃物を取り去って消火する方法のことです。具体的な例を挙げると、火に息を吹きかけて消す、などの方法のことです

問題4

燃焼に関する一般的な説明として、次のうち間違っているものはどれか

A	金属の衝撃火花や静電気の火花放電は、点火源になることがある
B	可燃物、酸素供給源および、点火源を燃焼の三要素と呼ぶ。
C	酸素供給源は、必ずしも空気とは限らない。
D	二酸化炭素は可燃物では無い。
E	気化熱や融解熱は点火源になることがある。

問題4の説明、追加情報、トリビア等:

気化熱とは、水が蒸発するときに周りの熱を奪い、涼しくなる現象のことである。よって気化熱は点火源にはなり得ない。融解熱とは、氷を溶かす際に発生する現象のことで、これも燃焼とは関係ない

問題5

燃焼について、次のうち間違っているものはどれか

A	燃焼とは、熱と光の発生を伴う急激な酸化反応のことである。
B	有機物の燃焼は、酸素の供給が不足すると一酸化炭素が発生し、不完全燃焼する
C	液体が固体の可燃物の燃焼は、燃焼熱により、蒸発または分解して期待が燃焼する
D	可燃物は空気中で燃焼すると、より安全な酸化物に変化する。
E	燃焼に必要な酵素の供給源は空気であり、物質の中に含まれている酸素では燃焼しない

問題5の説明、追加情報、トリビア等:

第5類にあるニトログリセリンは、空気のない場所でも自分自身が持っている酸素によって燃焼する

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問題は全部で 5 問。全て答えられるように頑張りましょう！

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